こんにちわ!
今回はがん保険の必要性について解説します。
がん保険に入っているかたは
どんな理由でがん保険に入っていますか?
- 万が一の備え?
- 「がん」と申告されたらお金がもえらるから?
などでしょうか。
「がん」と申告されたら1発で100万円もらえるキャッチセールなどありますが
ホントに必要なのか。
保険の大前提は
なにかあった時に生活の困窮を防ぐために保険にはいるもの
結論として
がん保険は必要ない
ということを解説します。
この記事を見ると
- がん保険に入っても治らない
- がんになってもお金がもらえるだけの保険
- がん保険は得なのか?
- がん保険に入るくらいなら貯金をしておく
- がん保険がいらない理由
こんなことをサラッと解説をします。
今後のがん保険の見直しの参考にしてみてください。
がん保険とは
がん保険とは
がんになる確率は低いが
万が一たまたま
がんになった時に生活が困らないために入る保険です。
これはがん保険に限らず
どんな保険にも共通することです。
しかしがんは
- 明日なるのか
- 5年・10年後になるのか
- 30年後になるのか
誰にもわかりません。
死ぬまでにがんにならないかもしれません。
いつがんになるかわからないのに
がんと診断されるまで毎月保険料を払い続けないといけません。
明日までなのか
5年先なのか
もっと未来の30年先なのか
これも他の保険にもいえることです。
いつ来るかわからない「がん」になるわずかな確率にかけるのが
がん保険です。
がん保険に入っても治らない
がん保険は
入っていて「がん」にかかったとします。
治りますか・・・?
▽ 結論 ▽
- がん保険に入っていても治りません
そう、治らないです。
仮にがん保険に入ってがんが100%治る保険なら
ぜひおすすめします。
自動車保険の場合は
保険金で修理すれば車が直ります。
がんの場合は
手術しても100%「がん」が治る保証が
ないです。
がんになってもお金がもらえるだけの保険
がん保険は
100%治る保証がある保険ではありません。
がん保険とは
「がん」と診断されたら
ただお金がもらえるだけの保険です。
それだけの保険です。
よく考えてみましょう。
がん保険は得なのか?
がん保険が
得なのか損なのかは
人によります。
30歳でがん保険に入った場合
毎月約3,000円の保険料は払います。
40歳にがんになって100万円もらったとしたら
10年間の保険料は➡36万円
64万円の得です。
70歳でがんになった場合は
30年間の保険料は➡108万円
マイナス8万円の損です。
若くしてがんになれば
払い込みが少ない分
得ですが
はたして
若いうちにがんになるのか・・・?
40歳でがんで死亡する確率は(がんの死亡リスク)※がんセンター調べ
男女で0.1%未満
40歳の男性が60歳までにがんで死亡する確率は
1.6%未満です。
結論
- 若いうちはがんになる確率は極めて低い
- 60歳までにがんになる確率も2%未満と低い
- 80歳あたりまでならないとがん死亡確率は1割に達しない
年寄りにならないとがんで死亡する確率が低いことから
がん保険に入っていたとしても
保険料を払いこんだ額に対して
損(赤字)になる確率が
きわめて高い
といえるでしょう。
そのため若いうちになるなら得かもしれませんが
年老いて(80歳以上)からがんになる確率が10%と高いので
仮に「がん」になったとしても
あまり得になるとはいえません。
なんともいえない確率にかけてもあまり意味がないです。
がん保険に入るくらいなら貯金をしておく
がん保険で毎月払い込む保険料を貯金に充てる。
- 「がん」はいつなるかわからない
- 若いうちにがんになる確率が極めて低い
- がんになってもお金がもらえるだけ
- 年寄りになってからがんになるので損する確率が高い
結局自分に払い込んだ保険料より
多く戻ってくるか少なく戻ってくるかの
損得の確率にかけるくらいなら
貯金で備えておけば問題ないです。
がん保険がいらない理由
公的補償と貯金で賄う。
公的補償とは
社会保険・国民健康保険にある制度
- 高額療養費制度
- 傷病手当金・休業補償給付
などを活用する。
高額療養費制度
100万円の医療費がかかっても
実際払う医療費は月約9万円前後で済む
傷病手当金・休業補償給付
万が一働けなくなっても
最大1年半までは給与補償してくれる(社会保険の場合約8割補償・国民保険は約6割)
差額ベッド代・食費は
貯金で賄う。
公的補償がしっかり守ってくれることから
わざわざ民間のがん保険に入っておく必要がない。
ということです。
まとめ:がん保険に入ってもガンは治らない!お金がもらえるだけ【必要か?】
がん保険は
保険に入っても
- 治りません
- お金がもらえるだけ
- がんになる確率は極めて低い
- 保険料の払い込みに対して損する確率が高い
結論
- 公的保険をうまく活用
- 不足分を貯金で賄う
確率にかけた保険に入るなら
保険料分を貯金しておく。
万が一にそなえるなら
保険ではなく
貯金です。
最終的に保険に入る入らないはご自身の判断です。
まずは見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
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